イジメって
2012年 07月 27日
最近よく目にする イジメについての記事
大津の事件がきっかけで社会での注目度が高くなっているのですね
私自身の過去を振り返れば
意地の悪い感情が心にくすぶっていた時期もあるし
イジメのターゲットになっていた時期もある
どちらも勝ち負けなんかなくて不快な経験でしかない
イジメをなくすための解決策は簡単にはわからないけれど
先日 知人がFacebookにアップしていた
新聞に投稿された記事を紹介します
その記事を投稿した女性は
生まれながらに手の指が一本しかない障害があり
彼女のお兄様も生まれながらに指が全くないという障害の方でした
やはり子供の頃から
その障害がもとで友人にからかわれたり
イジメられたりすることが多く悲しい思いをされたそうです
そんなある日
暗い顔をして歩いていた彼女にご近所のおばさんが声を掛けてきました
おばさんが言うには
あなたに悪口を言う人は
みんなあなたの悪いところを持っていってくれるんだよ
ということ
その言葉をお兄さんにも話しました
そして 自分に悪口を言う人は
自分の悪いところを持っていってくれる人として
彼女は 意地悪を言われる度にありがとうと答えたそうです
意地悪を言われたのにありがとうと答える彼女に
周りは気味悪がったのか
そのうち誰も彼女に意地悪をしなくなりました
そして大人になったお兄さんは学校の先生に
彼女は病気の人を励ますカウンセラーになって現在もご活躍だそうです
細かいディテールが間違っているかもしれません、ご容赦下さい
イジメのスパイラルに入ってしまうと
なかなか抜け出せないと感じるかもしれません
イジメに負けない人とは
その出来事を自分の世界の中心に持ってくるのではなく
日々の生活に溢れている他の喜びに気が付くこと
そしてその負の日々が必ず終わることを確信し
自分の人生を信頼すること
接する世界が限られる子供にとっては難しいかもしれません
でももし我が子がイジメにあってしまったら
現状の苦難に 今までと違う見方があることを伝えられたらと思います