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白熱教室

アメリカの名門ハーバード大学の人気の講座
政治哲学の名物教授であるマイケルサンディ教授が
出演していたある番組


白熱教室_d0339681_11482314.jpg


http://www.nhk.or.jp/harvard/



私が見かけたのは 残念ながら
終わり間際のちょこっとだけ



でも面白かったので紹介します



教授が仕掛けた討論の主題は




もし ここに拉致被害者5人の居場所の情報を持っている
北朝鮮のスパイがいたとしたら
あなたは拷問してでもその情報を聞き出すか否か?




皆さんはどう思われますか?


参加者の答えは調度 半半といった具合い




拷問反対者の主な意見は
もし拷問をしたら 北朝鮮と同じ手法をとったことなるから
他の方法を考えるべきだというものが多く



拷問賛成者は
それで拉致被害者が救えるのなら
憲法で禁止されていても
拷問という方法を選ばざるを得ない
というものでした



私個人の意見としては
1番早そうな自白剤を投与するのはどうか
と思ったのですがそれは
話の主題から軸がずれますね




拉致被害者のご家族のお気持ちを思えば
やはり拷問もせざるを得ない
というのが正直な気持ちかな




そんなケンケンガクガクの討論終了後、
結局サンディ教授が出した答えは さあどっち?




さあ





さあ




そして結局




サンディ教授の結論は



どちらも正しい


というものでした




立場や信条が違えば 導かれる答えは違って当たり前




特にピューリタン思想が根強く
多民族社会であるアメリカでは
サンディ教授のような哲学が必要とされているのでしょう




私達の日常でも
どちらが正しいかなんてことにこだわり
相手が悪い!
なんて腹を立てることもよくあります





どちらの言い分も正しいという視点で物事を
みるようにすれば
相手に対して否定的な感情も抱かなくなりますし
解決策の幅が広くなることを改めて考えさせられました


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篠田恵美 ブログ


by angelina-kirei

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